日の光が一段と綺麗に思えた。トッドはまだ眠ったまま、裸になっている。そうね、シャワーを浴びましょう。なんて気持ちのいい朝かしら、、。一年前、僕と付き合ってください!!君みたいな素敵な人には、何だってします!!それで付き合う事になって、良いクリスマスを初めて過ごした。私が不幸な家庭に育った事を隠していたら、トッドったら、幸せの全部を与えてくれた…。そう、私には、過去がある。全部言えない事だらけ。そこから逃げて来たの。もしも、この業が、楽になるのなら、トッドに恥じぬ自分でいられたのなら。そう思いながら、風呂を出た。
「トッドっ!どうしたの?
「何、元旦を機に、これ。
指輪だ…。
「ああ、トッド、嬉しいわ
過去、ドン!!
「トッド、、もう少し待って?私、言っていないこともたくさんあって、、もう少し…。
「どんなことだい?髪の毛の色で隠している事とかかい?
釣り合わないわ、釣り合わない。
「ごめんなさい、トッド。私、隠し事が沢山あるの。辛い事だから、私の親とかの事は抜きにして、指輪をもらいたい、、かな?
「ヒューウ!お嬢様!分かったよ!じゃあ、事実婚という事で、これからも、楽しく行こう
何だったんだろう…。
私は幸せになろう。あんな家庭は、私のいるべきところじゃ無い。