言霊返しのブログ Kotodama Return Blog

簡単に単純に、書こうと思っています。

小さなロドリゲス その2

を摘んでいた女の子は、お花畑がある場所で、怖い目に遭いかけたので、2度と行かない、お父さん、お母さんにも内緒!と思っていました。ロドリゲスは、1週間で限界が来て、吐きました。吐いているところに彼女が来て、恐れ慄いて、医者に行くよう勧めました。ロドリゲスは、素直な性格だったので、精神科にかかりました。そこで、まず、自傷行為がある事が発覚、即、入院という事で、投薬治療で、問診も、浅い状態でした。社会の一員となったロドリゲス。入院中は、ケータイ禁止で、病院のカリキュラムに参加する以外は、辛い待ち時間がありました。そんな時、あまり彼女の事を思ってない事に気づいて、もう、別れの時なのかな、、と、思っていた。そんな時も、あの、お花畑の少女の事がチラついて、ストレスになり、ついぞ、主治医の先生に、いう事になりました。なぜ、吐いたのか、それは、それであるから。そう言ったら、先生は、人生は、まだ長いよ。と言った。それで、ロドリゲスは、泣いた。世界に、こんな良い人が居るなんて、思ってもなかった。ある朝の事、気がついたら、集中治療室に運ばれていた。そこは、天国のように綺麗で、死んだんじゃないかと思った。なんでも、看護師さんが名前を呼んでも、意識が無く、けいれんが始まって、ここまで来た、と。ストレスは、そこまで病的だったのである。